USBメモリが書き込み不能になった時の対処。

みむらです。

某CTF の際に購入しました USB メモリ (Sony  USM-Q S [USM-16GQ] ) が書き込み不能になりまして、
ソニーさんのところからダウンロードできるフォーマッタを使ってもだめでした。

いろいろとやっているうちに、USB メモリ自体がソニー製品として認識しなくなり、
本性(?)を出してきたので、中に入ってるチップメーカーのツールを使って修復。

だいたいこんな感じですが、メモ。

たぶん、 USM-T N/S/L/P でもいける気がします。。たぶん。

 

1.怪しいツールをダウンロード。

http://www.upantool.com/liangchan/Innostor/2012/IS902E_v2.07.01.04.html
開きましたページの右側の「立即下載」をクリック。

image

遷移したページの「本地下載・・・」のうちどちらかを選ぶ。
(・・日本語だと、ダウンロード先1, 2 みたいな認識でいいんですよね、いいんですよね)

image

 

2.解凍する。

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いかにも怪しいファイルです。
・・・そしてこれ、WinRAR の自己解凍ファイルじゃなさげな雰囲気。

おまけに UAC にも警告受けます。あやしすぎ。

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インストール先・・でしょうか。とりあえず、パスが化け化けなので英数字だけのパスに変更した後、
たぶん日本語だと 「 次へ> 」 となっているであろうボタンをクリック。

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なんか怖いので、チェックボックスを外して次へ。

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ファイルがめでたく出てきます。

この中の 「 Innostor MPTool.exe 」 を起動。

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*以降、問題のUSBメモリ以外は引っこ抜いておくといいかもしれません*

 

「Scan」を押すとデバイスが検出されます。

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「Start (0)」をクリック。 (ただし、中身のデータは吹っ飛びますので注意。)

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なんか処理が始まります。じーっと終わるのを待ちましょう。

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正常に完了しますと、「 PASS! 」と出てきます。

 

というわけで、USBメモリが故障していて、データはいらないから!
って人は試してみてはいかがでしょう。

・・・たぶん製品チェック用のソフトウェアのようなので、
ここで FAILED とか ERROR とか出たら、メーカー修理だとおもいます。

Visual Studio でのインデントの整形方法。

メモ。

コーディング技法 : http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/aa291593(v=VS.71).aspx

このページを見てみますと、
インデントに関して「空白4個などに定め」とあります。

たぶんタブでもいいんでしょうけれど、何となくタブ幅でまた議論になりますので、
空白4文字にしてみます。

 

というわけで、Visual Studio での設定:

1.「タブの保持」から「空白の挿入」へ変更する。
(なお別の方法にする場合、ここを規約に則った形に設定します。)

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2.コードを全部選択して、Ctrl-K, Ctrl-F と押す。

・・・コードの量にあわせて時間が掛かりますが、ソースコードがすべて整形されます。


追加メモ:
下記の2つのアドインも入れておくといいかも。

Indent Guides:
http://visualstudiogallery.msdn.microsoft.com/e792686d-542b-474a-8c55-630980e72c30

スクリーンショット

入れますとこういう感じで、ガイドラインがエディタ上に表示されるため、
インデントのスペース数がおかしい場合はここですぐにわかります。

 

Productivity Power Tools :
http://visualstudiogallery.msdn.microsoft.com/d0d33361-18e2-46c0-8ff2-4adea1e34fef/

このアドインは多くの機能がありますが、
(詳細は窓の杜の記事を参照してください。)

空白とタブのインデントがごちゃ混ぜに入っている場合、どちらかに直してくれる機能があります。

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混ざっているソースコードを開きますと、こういうメッセージが表示され、
Tabify でタブによるインデント、
Untabify でスペースによるインデントに統一されます。

NS レコードを書いて、外向けのIP アドレスを取ってこれるようにする。

みむらです。

FTPS をやろうとして、グローバルIPアドレス を取ってこようとしたときに、
今まで、昔使っていたドメイン名を一つ生かしておいて、そこから取得していました。

なんだかんだで面倒なことになったので、
今持っているドメインのうち、適当なサブドメイン名を一つ決めて、
そこに問い合わせたらグローバルIPアドレスが返るように設定することにしました。

 

環境:

CentOS 6.2
BIND 9.7.3-P3-RedHat-9.7.3-8.P3.el6_2.2

自分でドメインを持ってること。


・基本的な設定は済んでいる環境を想定しているため、そのあたりは割愛します。

 

たぶん大体、以下のような設定が書かれていると思います:
(ゾーンデータベースって言うんですかね・・?これ)

@       IN      SOA     example.com.  root.example.com.(
                                      2012052923
                                      3600
                                      900
                                      36000
                                      3600 )
              IN NS    example.com.
@               IN A      127.0.0.1
*               IN A      127.0.0.1

ここで、適当にサブドメイン名を一つ決めて、それに併せて NS レコードを設定していきます。

ex )

osoto.example.com のアドレスを問い合わせると、グローバルIPアドレスが返るようにする。

(それ以外はプライベートIPアドレスが返る。

自分が保持しているドメインに関して、外向きには ns.hogehoge.net というネームサーバが存在する。

(この辺は whois コマンドで調べるとおいしい。大体、ドメインの購入元の会社が提供してくれていることが多い。

 

この場合:

osoto         IN NS    ns.hogehoge.net

と書き加えます。

[サブドメイン名]    IN NS [外部のネームサーバ]

書き方はこんな感じ。

 

まとめますと、

@       IN      SOA     example.com.  root.example.com.(
                                      2012052923
                                      3600
                                      900
                                      36000
                                      3600 )
              IN NS    example.com.
osoto         IN NS    ns.hogehoge.net
@               IN A      127.0.0.1
*               IN A      127.0.0.1

こういう感じに。

SECCON CTF つくば大会 にいってきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

http://www.seccon.jp/2012/05/ctf-1.html
なんか公式ページで「物量作戦」と紹介されていますが、そんなことないです。きっと。。

みむらです。
福岡大会に続いて、つくば大会にも参加してきました。

 

なお、前回大会については、ここを見てください。
SECCON CTF 福岡大会に参加してきた。 – みむらの手記手帳

 

チーム名は前回と同じ 「 wasamusume 」 ですが、
よりによって「ておくれ要員」を確保し忘れた(し損ねた) ため、
前回と比較しまして、ネタ性のないチームになりました。

でも、それはそれは和気藹々と、非常に仲のいいチームができあがっておりましたので、
前回同様、とても楽しかったのは間違いありません。

 

バイナリアンやWeb 屋さんや、ネットワーク屋さんや、
それはそれは、大変すばらしい皆さんの中で参加できたように思えます。

今回のチームメンバは、
私, かーみさん, ほもっきんちゃん, あたがわさん, いっくん, みっとさん の計6人。
会場には計4 人しか入れませんでしたので、
控え室に臨時で(?)島を作り、そこからと会場の二つの場所から問題を解く形を取りました。

CTFの難易度としましては、
今回は前回と比較しまして、問題の難易度がかなり高くなっており、
たとえば exe ファイルを覗いて、中の挙動を見て、答えを探すものは、
今回は無かったように思います。

一方で、ダンプファイルが渡されて解析してね、というような、より業務向けというか、
実際の現場により近いというか。。 そういう問題がありました。

 

反省としては、
毎回思うことですが、次回に向けてもっと勉強しないと、というのが一つ。
それともう一つ。ヘルプファイルやドキュメントは読もう、ということ。

 

次回に向けて思ったこととしては、
会場にあわせて機材を用意して、自分たちの環境を作って楽しくやりましょう。と。

なんていうのか、修学旅行のあれと一緒ですよね。
禁止事項をしっかり読んで、その中で問題の無い範囲でがんばる、というか。
最初の画像なんか、まさにそうなのですがw

 

まじーめな記事はこんなところw


2日間行われるということで、
今回の大会では、かーみーさんが我が家に来ました。

山奥へようこそ(ぁ

来る途中、夜中の町中を走る電車の車窓が、「まだ地下鉄の方が明るい」と言わしめて、
プチガッツポーズと、なんか悲しさを覚えました。

自宅近くのスーパー銭湯で入浴と食事。
意外と夜の露天で、星空見ながら入浴するのもいいですね・・!

にしても暑かったです。

食事処では、かーみーさんと前回参加して欠席したメンバ
(まひるんちゃん、わさお)の話をして、「いいやつだったのに。。。。」 と
二人で、かの二人を偲んで泣いておりました。

・・・うそうそ。

でも次に機会があったら福岡大会メンバとも一緒にやりたいよね!
関東メンバと一緒に混ざると、化学反応が起きるかもね!

 

CTF 中は、なぜかておくれと言われてみたり、
なぜか写真を割かし多めに撮られてみたり。
はっとりせんせーがよくこっちに来たり。

でも1日目は会場では無くて、控え室に陣取ってやっていたため、
会場のうるさいBGMは無く、ちょっかいを出しに来る人もあまりいないということで、
ある意味集中してできましたが、CTF らしさというか、そういうものに欠けました。

夜もみんなで問題を。

コンビニで燃料調達したり、焼き肉屋に突撃したり。
.pcap じゃなくて .txt だぞこれ! ということに気づいたり、
mruby さんが動くようになったり。

寝ずにがんばっていたのですが、途中で体力切れ・・。
でも夜があったから、問題がいくつか解けて、2日目にいいスタートを切れたんだと思います。

2日目は会場内で。やはり会場内の方が盛り上がりますね。

いっくんさんが Web 系問題をばしばしといていったり、
みっとさんが気合いで脆弱な暗号問題を解いて、全員で踊ったり (注:ておくれダンス)
とにかくとにかく注目を浴びたチームであり、チームとしてもいい線まで行けたように思います。

 

そして、CTF が終わって、我が家に帰ってきて、初日と同じ風呂屋に。
かーみーさんの足が、なかなかに強力。。

抓られますね! うかつに {足,手} 出せないです。

次の日の朝、金環日食を我が家からいい感じで見ました。

 

こんな感じで楽しく過ごして、SECCON CTF とそのたいろいろと、
結構楽しみました。

楽しい人たちで CTF チームを構成して、
また楽しく CTF に次回も参加したいです!

 

・・・続きを読むの先に、今回出た問題の一つの解説記事みたいなのを書いてみました。

 

続きを読む

nVIDIA チップ搭載の VAIO で Ubuntu の X を使う。

みむらです。お久しぶりです。
後輩のマシンを直していて気づいたことなので備忘録。

今回のマシンは、公称では nVIDIA グラフィクスチップ搭載! とだけしか書いていないのですが、
Ubuntu 環境に nVIDIA Graphics 用のドライバを入れても、X が転けちゃう状態でした。

マシン: Sony VAIO VPCS14AFJ
Ubuntu : 10.10 (だったとおもう・・きっと。

 

記事執筆時に、そのマシンが手元にないので、
詳しくは書けないのですが、

lspci でハードウェア一覧を見ると、
nVIDIA Geforce.. が認識されていて、
Intel GPU があるかなと思って見てみるとリストにはない状況。

Xorg.0.log とかをみてみますと、 no screens found というエラーが出ていて、
かといって、 グラフィクスチップは認識されている状況。

 

解決法:

NVIDIASetup – vaio-f11-linux – Setting up X11 with NVIDIA’s driver. – Sony Vaio F Series on
参考資料はこのあたり。

/etc/X11/xorg.conf  の Device セクションに、

    Option         "ConnectedMonitor" "DFP-0"
    Option         "CustomEDID" "DFP-0: /proc/acpi/video/NGFX/LCD/EDID"

この2行を追記とあります。

今回の VAIO の場合は、

    Option         "ConnectedMonitor" "DFP-0"
Option "CustomEDID" "DFP-0: /proc/acpi/video/IGPU/LCD0/EDID"

としました。

 

このディレクトリパスから見るに、

nVIDIA のグラフィクスチップはあるけれど、映像出力は Intel GPU に持って行っているんでしょうね。

 

ってことで、 nVIDIA 搭載の VAIO を使っていて、 Linux の X がどうにもこうにもうまくいかない方は、

何となくこういう設定を書き加えてみては。

もしかすると、同様にノートPCでどうしても転けちゃう場合も、これの応用でうまくいくのかも。

・・・旧式の VAIO (VGN-SZ93NS とか) だと、とくにこんなんやらなくてもうまくいったんですが、

ハードウェアの設計とか、省エネとか何かあるんでしょうか・・w