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nVIDIA チップ搭載の VAIO で Ubuntu の X を使う。

みむらです。お久しぶりです。
後輩のマシンを直していて気づいたことなので備忘録。

今回のマシンは、公称では nVIDIA グラフィクスチップ搭載! とだけしか書いていないのですが、
Ubuntu 環境に nVIDIA Graphics 用のドライバを入れても、X が転けちゃう状態でした。

マシン: Sony VAIO VPCS14AFJ
Ubuntu : 10.10 (だったとおもう・・きっと。

 

記事執筆時に、そのマシンが手元にないので、
詳しくは書けないのですが、

lspci でハードウェア一覧を見ると、
nVIDIA Geforce.. が認識されていて、
Intel GPU があるかなと思って見てみるとリストにはない状況。

Xorg.0.log とかをみてみますと、 no screens found というエラーが出ていて、
かといって、 グラフィクスチップは認識されている状況。

 

解決法:

NVIDIASetup – vaio-f11-linux – Setting up X11 with NVIDIA’s driver. – Sony Vaio F Series on
参考資料はこのあたり。

/etc/X11/xorg.conf  の Device セクションに、

    Option         "ConnectedMonitor" "DFP-0"
    Option         "CustomEDID" "DFP-0: /proc/acpi/video/NGFX/LCD/EDID"

この2行を追記とあります。

今回の VAIO の場合は、

    Option         "ConnectedMonitor" "DFP-0"
Option "CustomEDID" "DFP-0: /proc/acpi/video/IGPU/LCD0/EDID"

としました。

 

このディレクトリパスから見るに、

nVIDIA のグラフィクスチップはあるけれど、映像出力は Intel GPU に持って行っているんでしょうね。

 

ってことで、 nVIDIA 搭載の VAIO を使っていて、 Linux の X がどうにもこうにもうまくいかない方は、

何となくこういう設定を書き加えてみては。

もしかすると、同様にノートPCでどうしても転けちゃう場合も、これの応用でうまくいくのかも。

・・・旧式の VAIO (VGN-SZ93NS とか) だと、とくにこんなんやらなくてもうまくいったんですが、

ハードウェアの設計とか、省エネとか何かあるんでしょうか・・w

VAIO Z(VPCZ1) のタッチパッドを快適にする。(ついでにマルチタッチ化)

どうもみむらです。
新年では初めてでしょうか。本年もよろしくお願いします。

さて、このたび私も晴れて VAIO Z ユーザになりました。
VPCZ1 (VPCZ129FJ/S) を現在使いながらこの記事を書いています。

 

Zシリーズ | 製品情報 | 個人向け | VAIOパーソナルコンピューター | ソニー
http://www.sony.jp/vaio/products/Z12/

スペックはこのあたりから:
スペック  Zシリーズ  製品情報  法人向け  VAIOパーソナルコンピューター  ソニー

法人向けじゃないですが、個人向けページにリンクを張っておくと、
リンクが消えちゃうことあるので・・!

 

とりあえず、 Core i5 で 128GB SSD (64GB SSD x2 RAID-0) で、
指紋認証やFelica ポートやらついて、Geforce 330M ついて。結構豪華です。
これで 1.3kg とはすばらしいですね。バッテリーも持つし。

 

さて。
これを使っててふと気になるのが、タッチパッドの誤作動やらなんやら。

少なくとも私の環境では結構誤作動が起きました。

ついでに、インターネットで調べてみますと、
マルチタッチができるけれども、ドライバが古いのでできないという情報が。

 

というわけで、ドライバのアップデートを行って、

操作性の向上とマルチタッチの有効化をしようということで。

 


1.最新ドライバをダウンロードしてくる。

http://www.synaptics.com/resources/drivers

ここにアクセスして、
Windows XP/Vista and Win7 64-bit Edition をダウンロードします。

image

 

2.インストールする。

このようなダイアログが出ますが、「はい」をクリックして続行します。

image

 

「次へ」をクリック。

image

「同意する」にチェックを入れ、「次へ」を押す。

image

「完了」をクリック。

image

 

作業中のプログラムを終了して、
「今すぐ再起動する」をクリック

image

 


というわけで、導入は以上です。

今使っている限り、新しいドライバに変えると、
いきなりマウスポインタが下に行ってしまったり、明後日の方向に動いたりっていうのはほとんどなく、
結構使いやすい感じです。

(新ドライバを導入してから数日経ってますが、完全になくなったと書くのは何となく怖いので・・w
数日利用している感じでは、前のドライバにあった誤作動はなくなりました。)

 

image

ついでに、設定画面を乗せておきますと、
標準のドライバでは一切行えなかった、2本指でのスクロールだったり、3本指で「戻る」「進む」というのを設定できたりします。

 

3本指で押した時に、任意のプログラムを実行できますので、
「右クリックをする」プログラムを入れておけば、3本指を押しつけたとき(汗)に、
右クリックさせるなんてことは可能です。

ちょっと作ってやってみたところ、マウスドライバ側のレスポンスがよろしくなく、
「タップ」ではなく、しっかり「押しつける」必要があり、
あんまりおすすめしません・・w なんか違う感じがします・・w

需要があれば公開しますが・・w

 

ではでは、そんな感じで-。

PLANEX Mini-102M を導入してみる。

WP_000012 プリンタが複合機なので、Linux サーバで共有するとスキャナが面倒な事になるってことで、
プリントサーバ導入してみました。

WP_000011家に帰ってきたら届いてました。まる。

WP_000019パッケージ開けたらこんな感じ。


本来ならここで「動きました!」で終わるんですが、
これ、相当のくせ者でした。


image

この製品。某K社のレビューを見ると、こんな感じ。

かなりよろしくないです。

つかってみた –> 接続出来ねーぞ。こら

ってことで。いろいろとやってみました。


マニュアルはここ: http://www.planex.co.jp/support/download/print/mini-102m.shtml

とりあえず現時点で、Windows 7 64bit ですと、ユーティリティソフトウェアが正常動作せず、
32bit 環境が必要って事が分かりました。

でも、インターネットプリンタとしては使えるので、その手法を。

Windows と Mac

http://www.planex.co.jp/support/download/print/mini-102m/v2/html/menu-3-7.html

ここに説明があるので割愛。

Ubuntu

プリンタの設定画面をだす。

image「追加」をクリック。

imageプリンタサーバのIPアドレスを入力し、「検索」を押す。

imageキューに「p1」と入力して進む。

05利用しているプリンタメーカーを選ぶ。

06利用しているプリンタを選ぶ。
無い場合は近い型番を選んでおけば、動作してしまうことが多いです。

07名前をつける。特にこだわらなければそのまま「適用」を。

08テスト的に印刷させる。

09あとはこの画面を見ていると、いい感じで行くことが分かります。

とりあえずこのような感じ。です。

インターネットプリンタとして利用すれば、ほとんどの機器で使えそうですが、
ユーティリティソフトウェアを用いて、双方向通信をやるためには、Windows x86 を持ってくる必要がありそうです。

新PCのベンチマーク

とりあえず、
新規PC構築した記事のベンチマーク結果でも。

一応、スペックはこんな感じ。

system

A.Windows エクスペリエンス インデックス

これ、ベンチマークに含めていいのか、しらないけれど。 (汗

exp

はい。ってことで、グラフィクス (Geforce GTX 460) が足引っ張ってます。
・・っていうか、そこまでグラフィックス性能いらねぇ。 っていう私なので、とっても高い値。

B.3DMark 11 Basic Edition

やっとまともなベンチ。
3DMark Bench

3DMark 11 では、上に示したような、こういう超きれいなグラフィックを描画して、ベンチマークを行います。
ちなみに、この画像は実際にこのコンピュータで描画させたベンチマーク中の画像の一つ。

とりあえず。結果。

P3046 3DMarks

ってことで。はい。

C.FINAL FANTASY XIV OFFICELA BENCHMARK

あの、かの有名なゲームのベンチマークです。

FFBench

画面が小さいのと、スクリーンショット取ろうとキーを押したらフェードアウトされて。
読み取りづらいですが、

SCORE=5237

です。ちなみに、私のディスプレイは 1280×1024 しかないので、大きいモードで動かすと100%はみ出ます。

D.CrystalDiskMark

グラフィックのベンチばっかりだから、 IO のベンチやってもいいよね。っていう

SSD_BenchHDD_Bench

左がSSD
右がHDDです。

シーケンシャルの書き込みはHDD の方が相当速度早いみたいで。
とりあえず、こんな結果・・でしたっ!

新規PC構築しました。

ども。みむらです。
しばらくブログなんて書いてないもんですから、書き方なんて忘れました。

・・嘘です。

にしてもこの記事、本当は1ヶ月前に構築したんですけど・・ね・・w

さて。今回購入したのは以下の通り。
WP_000027

ここで、よくある質問を:

Q: SandyBridge って発売再開してたんだっけ。
3月15日から発売が再開されました。
参照 : http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110305/etc_intel2.html
Q: あれ、開発するのに(窓|M$|Windoze|Windows) なんて使うの? というか、なんで買ったの?
嫌いな方も居るようですが、私は Win だろうが Linux だろうが、 UNIX だろうが、
一番使いやすいやつを使えばいいかなと思っています。
確かに Linux 系は開発の準備がすごく楽で、結構楽しいOSであることはわかっています。
ですが、エラーや相性といった、面倒なことが Windows の方が少ないことと、
そしてなにより、公式からの情報が一本化されていて(MSDN)
相互のコンポーネントの相性問題が発生しにくいことから、窓で開発してます。
Q: 何?信者?
Mac でも Windows でも、信者さんは好きではないです。
Q: こんなハイスペックどうするの?
知りません。
Q: あれ、Mac じゃないの?
Mac ほしいです。 でも、まだメインは窓でいいかなーと。
Q: 情弱め!
情弱ですいません。
Q: スークイケメンナーーー
ちょっと質問内容がよくわかりませんね・・

買ったものは以下の通り。

WP_000034

  • ASUS P8P67
  • 玄人志向 KRPW-630W/85+
  • PATRIOT PSD38G1333KH
    (DDR3-1333 8GB CL9)

WP_000035

  • 光学ドライブ(サムスン電子製)
    DVD: ROM, –R, +R, +RW, –RW, RAM
    CD : ROM, –R, –RW
  • Intel Core i7 2600
    LGA1155, 3.4Ghz , 物理4コア
  • マウス
    マザーボードのキャンペーンでもらった。
  • Crucial RealSSD C300
    CTFDDAC064MAC (64GB)
WP_000037
  • Microsoft Office 2010 Processional
    (Academic)
  • Microsoft Windows 7 Professional
  • 取り付け用ねじ
  • Serial-ATA ケーブル
WP_000039
  • 玄人志向 GF-GTX460-E768HD/GRN
WP_000032
  • ケース。

今回の組上げは、要望があったので、
Ustream 配信しながら、ゆっくりとくみ上げました。もし見た人がいたら、ありがとうございます。
ぐっだぐだで・・!

そんなわけで、くみ上げ中はほっとんど写真撮りませんでした。
まぁ、ばっきゃーろーってことです。

WP_000047

そういえば、くみ上げ中に気になった点がいくつか。

A.光学ドライブまで SATA になってたよ!

(おまえ、そんなの弥生時代(ry by 某知り合い

そうです。なかったんです。これにはびっくり。
WP_000046
とりあえず、見たことない人向けに、前に使ってたマシンのIDE接続部を。

昔はこれでHDDも接続してたんですが、時代の流れですね-。うーん。

B.フロッピードライブがない!

(それ、いつの旧石器時代だよw by 某Kさん

旧石器時代じゃないです。平成です。フロッピー重要です
ケースにはあるんだけど・・ねぇ・・?

C.BIOSがGUIだぞ。おい!

(先輩、それって、EFI っていうんじゃなかったんでしたっけ by 某I さん

というわけで、EFI が本格的に導入されてるシステムです。
EFI っていうのは Extensible Firmware Interface の略で、
BIOS の代わりとして導入が進められているものです。

Intel と HP が開発・・と書こうとしましたが、違うのね-。

とりあえず、適当に書けば、昔のBIOS の時のように、MBR 読み込んで起動するんじゃなくて、
EFI っていう機構を使って、OSを軌道できるのよー! と。そういうこと。
ブートローダ関連のシステムエラーが極端に低くなるんだとおもいます。はい。

まぁ、注目すべきは、そこではなくて、
BIOS 設定画面(もう BIOS 設定ではないと思うけれど)が GUI になったこと。

WP_000056

マウスでごにょれるのです。こいつ。
画面もかっちょえーし!

いやー。もう最近はこうなってるのかーと思ったのですが、
案外最近の技術のようで。今後普及していくんだろうと思います。

さてさて。

Ustream 見ていた人には公言した、「画像で上がるときにはきれいになってるよ!」 というあれ。

WP_000053

きれいになったというか、なんとゆーか。でも、整理はしました。

とりあえず、こんな感じで、後は Win7 インストールして、現在に至る。と。

HDD は、もちろん RAID-1 運用です。
シングルで動かすのが怖い症候群です。ましてや RAID-0 なんて・・・きゃー!

ではでは。次の記事でベンチマークとかを。