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マルチディスプレイ環境での Win8 のタスクバーの挙動について。

そういえば、案外気づかれにくい箇所なのかもとふと。
タスクバーに関しても機能強化されてます。

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こんな感じで2枚のディスプレイをつないだときに、両方にタスクバーが出ます。
(もちろん、メインディスプレイのみの表示も可能)

 

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ただ、このタスクバー。 プロパティを開くと Win7 時代にはなかった
「複数ディスプレイ」に関する項目が増えています。

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開いてみるとこんな感じ。 デフォルトは「すべてのタスクバー」になっています。

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その場合はこんな感じ。

別々のディスプレイで Windows Live Writer と Paint.net を開いていますが、
タスクバーはどちらも同じ状態。

 

ここで、タスクバーボタンの表示先を
「開かれているウィンドウのタスクバー」に切り替えます。

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そうするとこんな感じ。

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メインディスプレイとして指定してある左側には、ピンと、そのディスプレイに表示されているウィンドウ。
サブディスプレイとなる右側には、そのディスプレイで表示している Paint.NET がタスクバーに表示されます。

 

こんな感じでカスタマイズができるようになっています。


まとめるとこんなかんじ:

「すべてのタスクバー」にした場合は、
開いているウィンドウの項目がすべてのウィンドウのタスクバーに表示されます。

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「開かれているウィンドウのタスクバー」にした場合は、
ウィンドウが表示されているディスプレイのタスクバーにのみ表示されるようになります。

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Visual Studio 2010 から 2012 のヘルプを見に行くようにする。

新年明けましておめでとうございます。みむらです。

・・あけおめ関連の記事は後で書くとしまして、
大掃除中に見つけたことで一つ。

 

現在私の環境には、Visual Studio 2010 と 2012 がインストールされており、
それぞれを使い分けています。

ただヘルプに関しては、両方インストールしておいても特に幸せなことはありませんので
ディスクを圧迫する関係から、いつか一つにまとめたいと思っていました。

今回、
Visual Studio 2010 から Visual Studio 2012 のヘルプを参照するようにして、
問題解決(?)しましたので紹介します。

 

環境:

Windows 8 Pro
Visual Studio 2010 Ultimate
Visual Studio 2012 Ultimate


1. Visual Studio 2010 をインストール。

2. Visual Studio 2012 をインストール。

3. Visual Studio 2012 のヘルプビューアにコンテンツをインストールする。

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4. Microsoft Help Viewer 1.1 とその Language Pack をアンインストール

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消す際には、 Language Pack から消すとよさそうです。

 

5.  ms-xhelp:// を Help Viewer 2.0 で処理するように関連づける。

http://mimumimu.net/software/blogup/vs2010_hv2.zip

ftype や assoc でできないかとやってみたのですがどうもうまくいきませんでしたので、
レジストリファイルを用意しました。

このファイルを展開して結合します。


手順は以上のようになります。

当方の環境で試しましたところ、ソースコード上の命令に対する F1 ヘルプも動作しました。
(挙動がわからない命令にキャレットを合わせて F1 を押す)

 

複数環境を入れてある方は、このような方法で統合して、
リアル空間だけではなく、バーチャル空間の掃除も済ませてみてはいかがでしょうか。

Windows Installer で 2503, 2502 エラー発生時の確認ポイント。

みむらです。
いじくり倒してて填まりまして、メモということで。。

 

確認環境: Windows 8

参考資料 :
http://reginout.com/Getting-Windows-8-Error-2503.html
http://kitaz.dyndns.org/default/modules/xpress/archives/30


1. ユーザが Administrator グループにいるかどうか。

持っていないようであれば、持っている方に作業を依頼してください。

参考資料で挙げている方には、「管理者として起動する」から起動させるという説明ですが、
なんだかなーと思うところがありますので・・w

 

2.%WINDIR%\Installer に Administrators に対する
フルアクセス権限があるか。

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3.%WINDIR%\Temp に Administrators に対する
フルアクセスの権限があり、所有者が正しく設定されているか。

実は今回この段階で填まりまして。

ディスク掃除のために、回復環境で Temp ディレクトリを削除して再作成することがあるのですが、
そのステップが問題でした。

本来の設定を確認出来ていないので、なんか違ってそうな気はしますが。。

 

とりあえず、上記のようなことをした方は、

1.継承を有効化して、 Windows フォルダからアクセス許可エントリを引っ張る。

2.所有者を “ NT SERVICE\TrustedInstaller “ に変更。

という2点をすればいいようです。

 

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セキュリティ設定タブ下の「詳細設定」をクリック。

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表示されたダイアログの下の「継承の○○化」を何度かおして、継承元がすべて %WINDIR% と一致するようにする。
(一般には、 %WINDIR% = C:\Windows となっている事が多い)

その後、「所有者」欄横の「変更」をクリックし、

所有者として “ NT SERVICE\TrustedInstaller “ を指定すれば問題ありません。

 

4.MSIEXEC.DLL を再登録する。

コマンドプロンプトを管理者で起動し、

MSIEXEC /UNREG
MSIEXEC /REGSERVER

と順に入力します。

 


ここまでやっても直らない場合は、

レジストリの権限がおかしかったり、その他の何かが原因してたりする可能性が高いのですが、

以降は参照元に挙げたサイトを閲覧していただけたらと思います。

VAIO VPCZ21AJ + Windows 8 に関するメモまとめ。

みむらです。

私自身のブログのリンクではありますが、
後々使う事になりそうなので。。

 

1. Windows 8 のクリーンインストール。
VAIO VPCZ21AJ で Win8 をクリーンインストール。 (2013.10.23)

2. Windows 8 の Power Media Dock 用ドライバ
(Power Media Dock による GPU アクセラレーション / 起動中の取り外し, 取り付け対応)
VAIO VPCZ21AJ + Windows 8 で
Power Media Dock(ドッキングステーション)のGPUアクセラレーション を有効にする。 (2012.11.27)

(2012.11.24 公開版ではドライバの取得先に誤りがあり、機能を実現出来ない問題があったため、
2012.11.27 に修正を行いました。)

3. Windows 8 用のタッチパッドドライバを入れたときに有効になるジェスチャの無効化について
Synaptics 社製タッチパッドで Windows 8 のジェスチャを無効にする。 (2012.11.04)

 

たぶん VAIO Z2 系以降、 SVZ1311AJ あたりまでデザインが似ていますので、
もしかすると Z22, Z23, SVZ1311, SVZ1511, VZ11 このあたりが応用出来るのかもしれません。

ただ、 Power Media Dock については Radeon 7000 系を積んでいる機種もあるようですので、
その場合は同様に Radeon 7000 系を積んでいる VAIO S 系のドライバアップデートを使って、
きちんとその機種に合うように inf ファイルを書き換えれば行けると思います。

 

タッチパッドですが、執筆時点現在 ( 2012.11.24 )

VAIO 公式のドライバではなく、製造元の公式ドライバ ( http://www.synaptics.com/ ) を使いますと、
タッチ領域下部の、クリック / 右クリックを行う領域までマウスカーソルが動かせる領域となるようですので、
このあたりは改善してほしいなぁと。

 

VPCZ21AJ 公式サポートページ :
  http://vcl.vaio.sony.co.jp/product/vpc/vpcz21aj.html
とある英国のVAIO Z サポートページ :
  http://www.sony.co.uk/support/en/product/VPCZ21Z9R_X/updates


その他 Windows 8 について:

スタートスクリーンを使いやすくする、ストアアプリをどう組み合わせるか:
Windows 8 と ストアアプリとスタートスクリーンと

マルチスクリーン環境での Windows 8 のタスクバーの挙動について:
マルチディスプレイ環境でのタスクバーの挙動について

 

後は再セットアップ後ですが、
スタートスクリーンを表示したときに、一番最初に現れる項目は、
自分がよく使う物を左側に寄せて、かつ整理しておくと使いやすいよね、というはなし。

このあたりは、 Building Windows 8 の記事中にある、
http://blogs.msdn.com/b/b8_ja/archive/2011/10/19/start-comments.aspx
Windows 8 へのフィッツの法則の適用あたりを見るといいんじゃないかなーと。

 


以下余談。

Modern UI なアプリケーション (Windows ストアアプリ)の メーラーやらゲームやらを使うような生活を続けていますと、あれもいいね、という気分にもう半年ほどなっていたりします。

このあたり、「デスクトップ」という形で用意されている、以前からの UI ですべてを行うようにする
(以前と同じ使い方をしようとする)と、スタートスクリーンって使いやすいのかな、とかふと思いますが、
どうなんでしょう。

私自身は Windows 8 を Developer Preview あたりから使っていますので、
もうなれてしまったのですが。

発売してそろそろ1ヶ月ですが、最初の半年ぐらいは従来通りの UI で作業を続ける人が大半で、
「Modern UI いらないんじゃない?」という声が大半を占めるかなと思っています。

PC をよく使う人がクリーンインストールなりで再セットアップを重ねて、ソフトを入れるのが面倒 –> Moden UI のソフトでも使って見るかとなったときにどうなるか、
もしくは開発者が Moden UI でのソフトがちょっとなー。暇だから書いてみるか。 みたいな形で動き出したときにどうなるか。

おもしろそうになるのはそのあたりかなと。 ・・・・全くの余談ですが。

VAIO VPCZ21AJ で Win8 をクリーンインストール。

みむらです。書こう書こうと思っていて、結構な日数がたちました。ごめんなさい。

というわけでクリーンインストール。

(ある程度知識のある方を想定しているため、分からない場合は調べてください。

 

なお、お約束ですが、
この方法は私が個人的に調べてまとめた物に基づいており、
公式ではないということと、これによって発生した損害については対応できません、ということ。

ただ、よりスマートにやる方法や、不足点などがあれば教えていただけたらありがたいです。

 

環境: Sony VAIO VPCZ21AJ
OS: Windows 8 Pro (x64)


1. Windows 8 をクリーンインストールする。

普通にインストールします。

この際に リカバリディスクを作成してあるのであれば リカバリ領域も含めて吹っ飛ばすと
使える領域が増えていいと思います。

・・・このあたりは気分に任せて。。

 

2. Windows 7 用のソフトウェアをインストールする。

元々は Windows 7 用マシンですので、
その環境で必要であったソフトウェアをインストールします。

必要に応じてリカバリディスクからデータを抽出してインストールをするといいのですが、
今回は「クリーン」ということで、ソフトウェア数も必要最小限のものに限って導入します。

(なお、展開方法は Google 先生にお願いします。。

 

2.1. http://vcl.vaio.sony.co.jp/business/download/driver/model_list.html へアクセスし、
対象となるモデルの  Windows 7 用 32bit 版ドライバーダウンロードページ へ移動します。

ちなみに、今回のマシンですと、
http://vcl.vaio.sony.co.jp/business/download/driver/z6.html
こちらのページになります。

 

2.2. 以下のファイルをダウンロードしてインストールする。


なお、ここで公開されているファイルは自己解凍形式となっていますので、
セットアップ時は任意のフォルダへ解凍して、処理を進めてください。

また、32bit 版ドライバーとありますが、展開された内容には、 64bit 版も含まれております。

(2013/10/23 : 書き間違いがありましたので、修正しました。)

SFEP Driver
1. ダウンロードして展開しておく。
2. デバイスマネージャを開く。
エクスプローラを表示 –> 「コンピュータ」を右クリック –> 「管理」をクリック –> デバイスマネージャ
3. 画面上部にあるメニューバーの「表示」をクリック –> 「デバイス(接続別)」をクリック。
4. 「PCI 標準 ISA ブリッジ」の中の「不明なデバイス」を右クリック –> 「ドライバーソフトウェアの更新」をクリック。
5. 2つめの項目である「コンピュータを参照して・・・」をクリック。
6. 「参照」をクリックし、展開したフォルダを選択「次へ」をクリック。
7. あとはウィザードに従い完了させます。

SONY SHARED LIBRARY
1. ダウンロードして展開します。
2. setup.exe を実行します。

VAIO CONTROL CENTER
1. ダウンロードして展開します。
2. setup.exe を実行します。

VAIO LOCATION UTILITY
1. ダウンロードして展開します。 
2. setup.exe を実行します。

 

3. Windows 8 用の VAIO UPDATE を動作させるために準備をする。

http://www.sony.co.uk/support/en/product/VPCZ21C5E/updates

上記サイトへアクセスします。

「Latest Downloads」内の 「Windows 8」をクリックし、
「Unified Uninstall Tool」 をダウンロードします。

 

項目をクリックし、 詳細ページに遷移しましたら、

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画面下部のチェックボックスにチェックを入れ、 “Download” をクリックすることでダウンロードが開始されます。

 

セットアップでは、まずはじめのダイアログでは “U.S. English” を選択します。

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2つめのダイアログでは、ページの下部にある、 “United States” を選択します。

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あとはウィザードに従い、作業を完了させます。

 

4. Windows 7 上での VAIO Update For Windows 8 Upgrade が終わったように細工する。

とは言っても、こちらで用意したレジストリデータを組みこんでいただくだけです。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Sony Corporation\VAIO Windows 8 Upgrade Utility Tools]
"FinishWin7Mig"=dword:00000001

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Sony Corporation\VAIO Windows 8 Upgrade Utility Tools\Phase]
"2"=dword:00000001
"3"=dword:00000001

レジストリデータの中身は上記のようになっています。

 

同様の内容を、下記 URL にアップロードしました。

http://mimumimu.net/software/blogup/win8_vaioupdate_prepare.zip

これをダウンロード、展開して、中の reg ファイルをダブルクリックして組み込めば完了です。

 

 

5.VAIO Update For Windows 8 Upgrade を走らせる。

http://vcl.vaio.sony.co.jp/windows/8/upgrade/product.html

上記サイトへ移動し、製品を入力して「アップグレード情報を表示」をクリックします。

なお、今回のマシンですと、

http://vcl.vaio.sony.co.jp/windows/8/product/vpc/vpcz21aj.html

このページに遷移します。

ページ下部の 「 VAIO Update For Windows 8 Upgrade 」をダウンロード、実行し、セットアップをすすめます。

このあたりに関しましては、

http://qa.support.sony.jp/solution/S1210030042482/#qatopic_chapterAnswerContents_sectionHowto_step9

こちらのウェブサイトも参考になるかと思います。

 

なお、「自動でのアップデートプログラムのインストールは完了しました」 と表示されれば完了です。

 

6. タッチパッド用ドライバをインストール。

この手法ですと、タッチパッドのドライバが入っておりませんので、

http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/EP0000278410.html

こちらのウェブサイトよりダウンロード、インストールします。

 

なお、導入後、 Synaptics 社のタッチパッド / ドライバにおける Windows 8 用ジェスチャが有効になります。

右端からスワイプするとチャームが出たり、左からスワイプするとアプリ切り替え・・と、

タッチパネルであればうれしいのですが、私自身はあまり好ましくありませんので、

これも切っておきます。

この件に関しましては、

Synaptics 社製タッチパッドで Windows 8 のジェスチャを無効にする。

こちらに書きましたので、ここを参照してください。

 

7. グラフィックドライバをインストール。

Sony 公式ですと、 Windows 8 では Power Media Dock は制限があるよ-。。とアナウンスされていますが、

そんなことはありません。

ただ、inf ファイルをいじったり起動オプションを変更したりと、ステップが多いため、

それらの操作に慣れた方を対象とします。

VAIO VPCZ21AJ + Windows 8 で Power Media Dock のGPU を有効にする。

行う場合はこちらを参照していただけたらと思います。