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コマンドプロンプトにおいての alias

bash なり zsh なりの、 alias コマンドを コマンドプロンプトで。というような話。


コマンドプロンプトの doskey コマンドを使用します。

bash :

$ alias ls=sl

コマンドプロンプト:

doskey notepad=calc

参考:

http://www.adminweb.jp/command/command/index2.html

 

上記サンプルを実行すると、Bash 上では ls コマンドを打つと汽車ぽっぽが走り始め(※一部環境に限る

コマンドプロンプト上では、 メモ帳(notepad) を起動しようとすると、電卓(calc) が立ち上がります。

 

またこれらの設定は、コマンドプロンプトを再起動すると吹っ飛んでしまうので、

Windows の コマンドプロンプトで .profile みたいなの。 – みむらの手記手帳

こういうのを組み合わせると、幸せになると思います。

Visual Studio で C++ のテストをするとき、ブレークポイントを貼れない時のチェックポイント。

みむらです。

相変わらずの長々としたタイトルですが、
このブログ、主に私自身が使うので(ぁ タイトルで内容が把握できた方が都合がいいのです。
・・・RSS リーダーとかで読んでる方ごめんなさい。

今回は、某プロダクトのコードを書いている時にはまった現象。

(環境は Visual Studio 2010 にて検証。


現象:

「ブレークポイントは現在の設定ではヒットしません。このドキュメントのシンボルが読み込まれていません。」
と出て、ブレークポイントを設定しても無効になる。

具体的には、ブレークポイントを貼ったところが実行時に無効状態になり、
マウスでポイントすると、上記メッセージがでる。

 

確認箇所および修正:

Google で検索しますといろいろなサイトがヒットしますが、
それらで指示されている部分をまず確認。

要約しますと次の通り。
(引用元 : http://ameblo.jp/waka21/entry-10289918886.html

・プロパティ構成が「Debug」か。
・Debug 構成でビルドされた lib, dll を使っているか。
・リンカ設定を確認し、きちんと読み込まれるように設定されているか。
・プロジェクトプロパティの構成プロパティ –> デバッグ –> 「デバッガーの種類」が正しく設定されているか。

今回はこれらをチェックしても改善しませんでしたが、以下の設定を確認して解決しました。

プロジェクトプロパティにおいて、
構成プロパティ –> C/C++ –> コード生成 –> 「最小ビルドを有効にする」 が 「いいえ(/Gm-)」
に設定されているかどうか。

ということで、「簡易ビルド /Gm」が有効になっていると、
ブレークポイントが貼れなくなることがありますので、填まっている方は是非確認をしてみてはいかがでしょう。

Synaptics 社製タッチパッドで Windows 8 のジェスチャを無効にする。

どうもみむらです。
なんだかんだでほのぼの過ごしております。

先日、愛用していた VAIO VPCZ12AFJ から VPCZ21AJ に乗り換えました。

このマシンにも Windows 8 をインストールして試していたのですが、
どうも操作中にチャームが出てきたりスタートメニューが出てきたりで困っていました。

調べてみると、Synaptics のジェスチャとして、
Windows 8 では、タップ領域の右端からスワイプするとチャームがでてきたり、
左端からスワイプするとアプリケーションが切り替わったり、
上端からスワイプするとアプリバーが出てきたりとか。

タッチディスプレイならうれしいのですが、
さすがにタッチパッドですと、私の環境だと誤作動の原因となりますので、
ジェスチャを無効にしよう、ということで今回の記事の内容へとつながります。

 

ただこの機能を無効にするには、記事執筆現在でレジストリの編集が必要となるため、
あんまりおすすめはできません。

・・・はやくユーティリティ側で対応してくれるとありがたいんですが・・。

 

とりあえず、ジェスチャの詳細については、
http://www.synaptics.com/solutions/technology/windows8
こちらの公式ウェブサイトを参照していただければとおもいます。

 

・・・ちなみに、この記事の元ネタは、
http://www.intowindows.com/how-to-enable-or-disable-touchpad-gestures-in-windows-8/
このあたりから。

 

長くなりますので、記事をこの辺で分割します。

続きを読む

Windows 8 のメールアプリからSSL 通信でメールが送信できるメールサーバの設定。

みむらです。

先ほど、Windows 8 のメールアプリからメールが送信できるようになりまして、
その関係で関係各所に、送信トレイにたまっていたメールが全部送信されていった模様です。

・・送信トレイからのメールの削除機能が非常に欲しいところですが。。そこは私ができるところではないので。。

 

さてさて。

自宅サーバ上にメールサーバを構築している環境など、自分が管理できるメールサーバに対して、
Windows 8 のメールアプリからメールを送信できるようにする というお話。


今回は Postfix + Dovecot の構成で行いました。
なお、詳細な設置方法は他の記事に任せます。

 

ざっくり設定の内容を書きますと、
smtps ポート (465/tcp) を用いまして、 “ラッパーモード” で動作するポートを作りまして、
そこに対して接続させるように設定させます。

 

本来であれば、クライアント側へ SSL による通信を要求した上で暗号通信を開始するのですが、
ラッパーモードですと、接続開始時点から SSL による通信が行われます。

http://www.postfix-jp.info/trans-2.2/jhtml/TLS_README.html

こちらのウェブサイトにもありますように、この設定は全体に対して設定するのはよろしく無いため、
特定のポートを用いて行う、という形になります。

 


設定方法:

/etc/postfix/master.cf:

smtps     inet  n       -       n       -       -       smtpd
 -o smtpd_tls_wrappermode=yes
 -o smtpd_sasl_auth_enable=yes
 -o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject

これを該当行に追記する。

 

また、必要に応じて iptables の設定もごにょごにょいじります。

( SMTPS は 465/tcp ですので、必要に応じてポートを空けてください。 )

 

image

また、アプリケーション側については、

チャームから設定 –> アカウント と進み、該当アカウントの送信メールサーバの設定を、

ポート番号 : 465

サーバはSSLが必要 : Y

送信サーバは認証が必要 : Y

で設定をすれば問題ないかと思われます。

送信と受信で同じユーザ名とパスワードの設定項目は、環境にあわせ、適宜変更してください。

 


ではでは。ひとまず覚え書きまで。

VAIO Z VPCZ1 のグラフィクス機能を Optimus Technology を用いて動かす。

海外サイトで見つけたので試してみました。

元ネタ:
http://forums.laptopvideo2go.com/topic/26410-optimus-on-hybrid-graphics/page__pid__128386

 

この時代の VAIO Z といいますと、 nVIDIA チップと Intel チップのグラフィックス機能が利用できて、
三角型の切り替えスイッチ (DYNAMIC HYBRID GRAPHICS SYSTEM と書かれている) で、
利用するグラフィックスチップを動的に切り替えられたりします。

ただ、ドライバが特殊であることや、
切り替えが内部的に接続を切り替えるために一瞬画面が暗くなったりと、
多少問題はありました。

今回の方法ですと、最新ドライバが使える上、切り替えが非常にスムーズに行われます。

参考記事:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20100209_347953.html

 

ただいくつか欠点はあり、

1.以前の切り替えスイッチが使えなくなる
2.HDMI 出力が使えない(当方の環境では、認識はするのですが出力はされないようでした。

ということで、自分の目的に合わせて、ということになりそうです。

 

加えて、SONY のサポートに関して、この件に関しては受けられないと思いますので、
自己責任でお願いします。

 


ちなみに私は Windows 8 環境で行いましたが、
Windows 7 でも殆ど変わらないように思います。

1.スイッチを 「SPEED」に合わせる。

 

2.グラフィックドライバを全部消す。

image

処理後なので、名前は違いますが「ディスプレイアダプター」の下のデバイスと、
そのドライバを消します。

 

3.Intel HD Graphics の最新ドライバをインストール。

執筆時点( 2012/08/09 ) において、Windows 7 のみ必要な動作です。

執筆時点での最新ドライバ:
http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?agr=Y&DwnldID=20840&ProdId=3231&lang=jpn&OSVersion=Windows%207%20%20*&DownloadType=%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90

 

4.最新の NVIDIA Verde ドライバを取ってくる。

要はノートPC用ドライバです。

http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp

上記リンクより、 製品シリーズを「Geforce 300M」
オペレーティングシステムを「 Windows 7 64-bit 」 に設定し、「検索」を押すと入手可能です。

執筆時点 2012/08/09 において、Windows 8 Release Preview に含まれる Intel ドライバが WDDM 1.1 規格であり、それと合わせるために、 Windows 8 環境に於いても Windows 7 ドライバを利用して下さい。)

 

5.ドライバ署名の強制を無効にした状態で再起動。

(inf ファイルを書き換えるためであり、インストール時のみ一時的に必要となります。

Win7 : F8 キーを押しながら起動し、 「ドライバ署名の強制を無効にする」を選ぶ。
Win8 : チャーム(Win+C)を出し、設定 –> PC設定の変更 –> 全般 –> 「PCの起動をカスタマイズする」の「再起動する」をクリック –> 「トラブルシューティング」 –> 「詳細オプション」 –> 「スタートアップ設定」 –> 「再起動」 –> 出てきたメニューで 7キーを押す。

 

6.inf ファイルを書き換える。

普通に exe を実行した場合、
C:\NVIDIA\DisplayDriver\[VERSION]\WinVista_Win7_[32 or 64]\[International etc..]
以下を探っていくとファイルがあるかと思います。

その中の 「Display.Driver」フォルダ内にある、 「nvam.inf」をメモ帳で開きます。

 

まず、ファイルの下のほうにある、

[Strings]

NVIDIA_DEV.0A2B.01 = "NVIDIA GeForce GT 330M"

追記します。

 

Before :

image

After :

image

 

その次に、テキスト内を

PCI\VEN_10DE&DEV_0CAF&SUBSYS_12B21043

という文字列で検索し、その下に

%NVIDIA_DEV.0A2B.01% = (上と同じセクション番号), PCI\VEN_10DE&DEV_0A2B&SUBSYS_905A104D

という文字列を追記していきます。

 

例として、

%NVIDIA_DEV.0CAF.12B2.1043% = Section050, PCI\VEN_10DE&DEV_0CAF&SUBSYS_12B21043

という文字列があった場合、その下に、

%NVIDIA_DEV.0A2B.01% = Section050, PCI\VEN_10DE&DEV_0A2B&SUBSYS_905A104D

を追記すれば良い、ということになります。

2つほど有るかと思いますが、
2つともセクション番号は違いますので、それぞれにきちんと正しい番号を降って下さい。

 

Before :

image

 

After :

image

 

編集が終わったら保存しておきます。

 

7.インストール

一つ上のフォルダにある  setup.exe からセットアップを行って下さい。

 

8.再起動

 

 

とりあえずこれで利用可能になります。

当方の環境で実験してみた感じでは、 SEGA 社の PHANTASY STAR ONLINE 2 の動作
(ベンチマークのみしか試していませんが・・。) が何もいじらないともっさりした印象を受けました。

この際実行しましたのは、

1.「統合型グラフィクス」でなく「NVIDIA」のグラフィクスチップを利用して実行されているか確認する。
2.NVIDIA コントロールパネル –> 3D設定の管理 より、 「CUDA – GPU」をなしにする。

この2つです。
もし気になる方は、実施してみてはいかがでしょう。

 


とりあえずこれを使いますと、最新ドライバが使えますんで、
なんとも、まぁ、いいかなぁ・・と。