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Python + Django してみた。 その4.データベース。

体力が切れてきた。やばい。みむらんです。

データベースを使ったサンプルってことで、何かやろうかと思ったのですが、
小さいものが見当たらないので、使い方だけ。

参照 : http://djangoproject.jp/doc/ja/1.0/topics/db/queries.html

 

1.models.py でモデルを定義しよう

Entry クラスにぼこぼこ書くだけで定義完了です。

class Human(models.Model):
    name = models.CharField(max_length=12)
    description = models.TextField()
    age = models.IntegerField()

たとえば、人の名前を管理するなら、こんな感じでしょうか。

name CharField(max_length=12) 最長12文字の文字列
description TextField() 文字列
age IntegerField() 数字

 

2.データベースへの反映

settings.py に、各種設定を済ませておきます。

変数名 設定内容
DATABASE_ENGINE データベースエンジン ‘mysql’ / ‘sqlite3’ など
DATABASE_NAME データベース名 ‘human_db’
DATABASE_USER ユーザ名 ‘mimuran’
DATABASE_PASSWORD パスワード ‘hogehoge’
DATABASE_HOST サーバホスト名 ‘example.com’
DATABASE_PORT ポート番号 ‘1234’

 

一通り済ませたら、

$ ./manage.py syndb

で、実データベースに反映します。

 

3.データの読み書き

書き込み:

data = Human()
data.name = u'みむらん'
data.age = 19
data.description u'ぱいそんよくわかってない系だんし'
data.save()

インスタンスを生成して、ごにょごにょ詰め込んだ後、 save メソッドを呼び出して保存。

すべて読み出し:

all = Human.objects.all()

条件を付けて読み出す:

mimuran = Human.objects.filter(name=u'みむらん')

とりあえず、こんな感じで。

Python + Django してみた。 その3.テンプレート使ってみた。

ども、みむらんです。
第2回の続きってことで。

 

1.テンプレートとなる HTML ファイルを書く。

test_project ディレクトリ以下に templates/test_app ディレクトリを作成し、
templates/test_app ディレクトリ以下に home.html を以下の内容で作成します。

<html>
<head>
<title>{{title}}</title>
</head>
<body>
{% for i in data %}
{{i}}<br/>
{% endblock %}
</body>
</html>

{{変数}} というのを、「テンプレート変数」と呼び、
{{% タグ 引数 %}} ~ {{% end タグ %}} というのを、「タグ」と呼びます。

テンプレート変数の記述を用いて、変数の中身を表示させ、
タグの記述を用いて表示上の処理を記述する形となります。

Django テンプレート言語 — Django v1.0 documentation
ぱーっとこのページを見ていた感じでは、以下の要素がよく使われそうな気がします(ぉ

タグ名

利用用途

extends [template file] すでに定義されているテンプレートファイルを継承する。

Java での extend と同義と捉えられるかも。
block [block name] 継承元:ブロック(範囲)を定義し、継承先で値が変更される場所を設定する。

継承先:事前にブロックとして定義されている範囲のテキストを変更する。
for [val1] in [val2] val2 から要素を1つ1つ取り出し、 val1 に格納する形で、

for ~ endfor 間を繰り返す。

Java で言うところの foreach がこれに該当。

ちなみに、 Python の for は全て foreach な処理になっている。

if [条件] ~ else ~ endif

ifequal [val1] [val2] ~ endifequal

ifnotequal [val1] [val2] endnotequal

条件が真であれば、該当範囲が実行される。通常の if 条件と同じ。

ifequal は2つが等しい場合。

ifnotequal は2つが等しくない場合にそれぞれ実行される。

 

2.settings.py にテンプレートが置かれているディレクトリのパスを記述する。

TEMPLATE_DIRS = (
)

こうなっている部分があるかと思いますが、ここを下記のように書き換えます。

TEMPLATE_DIRS = (
   '[test_project までの絶対パス]/templates',
)

([test_project までの絶対パス] には、それぞれの環境に合ったパスを記述してください。)

 

3.views.py を編集する。

test_app に移動し、views.py を以下のように書き換えます。

from django.http import HttpResponse
from django.template import loader, RequestContext

def home(req):
    contexts = RequestContext(req, {
        'title' : 'hello django!',
        'data' : ('Hello', 'django', 'world'),
    })
    template = loader.get_template('test_app/home.html')
    return HttpResponse(template.render(contexts))

 

4.実行する。

image

Python + Django してみた。 その2.とりあえずページを出してみる。

どーも。みむらんです。
というわけで、 第1回 の続きとして適当にぺけぺけと。

 

1. settings.py を編集する。

settings.py を編集して、 任意のアプリケーションを読み込むように指示します。

INSTALLED_APPS = (
    'django.contrib.auth',
    'django.contrib.contenttypes',
    'django.contrib.sessions',
    'django.contrib.sites',
    'django.contrib.messages',
    'django.contrib.staticfiles',
    # Uncomment the next line to enable the admin:
    # 'django.contrib.admin',
    # Uncomment the next line to enable admin documentation:
    # 'django.contrib.admindocs',
)

上記のようなことが書かれている箇所があるのですが、
そこに、

INSTALLED_APPS = (
    'django.contrib.auth',
    'django.contrib.contenttypes',
    'django.contrib.sessions',
    'django.contrib.sites',
    'django.contrib.messages',
    'django.contrib.staticfiles',
    'test_app',
)

というように、(最下行)
test_app (作成したアプリケーション名) を追記。

 

2. urls.py を編集。

urls.py を編集し、任意の URI へのアクセスを
任意のアプリケーションのコールバック関数に渡るように、 URI と関数を関連づけます。

”””
どの本読んでも、
みんなコールバック関数じゃなくて、関数やメソッドと書かれているから、関数と書いた方がいい気がしてきた。

・・他の言語での用語に合わせるならば、ハンドラとも書けそうな気がするけど、むー。 
”””

urlpatterns = patterns('',
    # Examples:
    # url(r'^$', 'test_project.views.home', name='home'),
    # url(r'^test_project/', include('test_project.foo.urls')),

    # Uncomment the admin/doc line below to enable admin documentation:
    # url(r'^admin/doc/', include('django.contrib.admindocs.urls')),

    # Uncomment the next line to enable the admin:
    # url(r'^admin/', include(admin.site.urls)),
)

デフォルトではこのようになっていますが、これを変更し、

urlpatterns = patterns('',
    (r'\$', 'test_app.views.home'),
)

という感じに。

こうすることで、全てのアクセスが、
test_app の、 views.py の中で定義されている、 home メソッドにて処理されるようになります。

第1引数は正規表現で記述しますので、
(r’^lang/(python|CSharp)/$’, ‘test_app.views.correct’)
なんて書き方も可能です。

 

3.views.py を書く。

先ほど作成した、アプリケーションのディレクトリへ移動して、
その中の views.py を編集し、処理内容を定義します。

views.py :

from django.http import HttpResponse

def home(req):
    return HttpResponse('Hello Django World !')

 

4.動かしてみる。

image

 

テキストが表示された!

Python + Django してみた。 その1.とりあえず動かしてみる。

image

どうもみむらんです。
ろーたすに「みむらん」と言われたので、 Web やるときは「みむらん」としようかな、いあいあ。

とりあえず、普段ネイティブアプリケーションや、クライアントソフトウェアをやる人が、
ウェブアプリケーションをやってみるコーナー第何弾ですよっと。

 

閑話休題

 

というわけで早速使ってみます。

 

1.下準備:インストール

$ easy_install django

これでおっけーです。

今回は Apache + mod_wsgi で行いましたが、
もしその辺の環境がそろってなくとも、単体でも実行可能なので問題ありません。

 

2.プロジェクト作成

作業ディレクトリに移動し、下記のコマンドを実行。

$ django-admin startproject testproject

 

3.アプリケーション作成

$ cd testproject
$ ./manage.py startapp testapp

2で作成したプロジェクト(上記例だと 「testproject」)のディレクトリに移動し、
startapp するだけです。

 

4. (Apache の場合のみ) mod_wsgi で動くようにする。

djangoをmod_wsgiやcgiで使うためのpythonスクリプト – ラシウラ

ここを参考に。

掲載されているスクリプトを、 index.wsgi として保存して、
.htaccess で見に行かせる。

またこのとき、以下のことを行う。

1.apps = os.path.dirname(__file__) の __file__ を settings.py のあるパスに書き換える。
2.必要に応じて、 os.environ[“DJANGO_SETTINGS_MODULE”]  の行をコメントアウト。

 

4.(スタンドアロン の場合のみ)  サーバを立ち上げる。

$ python manage.py runserver localhost:8080

 

5.アクセスする。

image

It worked! と出れば成功。

IronRuby で gem

案外知られていなさそうなのでメモメモ。

image

コマンドプロンプトを管理者権限で起動。

 

(IronRuby の bin ディレクトリにパスを通していない方は、

32bit : [ cd %ProgramFiles%\IronRuby*\bin ]
64bit : [ cd %ProgramFiles(x86)%\IronRuby*\bin ]

上記のコマンドでインストールされたディレクトリ以下の bin ディレクトリにあらかじめ移動しておきます。

 

igem コマンド

image

ということで、 gem と同等の機能については、
igem コマンド で実行可能です。

また、インストールされたパッケージについては、
バッチファイルが作成され、直接呼び出せるようになります。

 

ではでは。