お疲れ様です。みむらです。
Windows 10 RS2 がリリースされました。皆さんはお使いでしょうか。
私はそのあとの Insider Preview で RS3 のブランチに移行しております。。
今回はそんなときに遭遇した Windows のビルド更新がうまくいかない人向けの話です。
RS1 (Anniversary Update) から RS2 (Creators Update) のアップデートでも嵌る可能性があります。
ところで、冒頭でも書いたような
仕事のメールを書くと必ず先頭に書く「お疲れ様です」というメッセージ。
あのプロトコルはどこから来ているんでしょうか。
英語のメールではあんまり見たことないけれど、
英語の “GoodDay!!” と書くあれに該当するのでしょうか。
それならカットできそうなそんな気がする。
かといって「業務最適化だ!」と言ってそういうところから削除し始めて、
削除に熱中になりすぎると、必要なことまで削ってしまい不安定になる。
昔の Windows 向けのレジストリクリーナーの結果と同じように、
消していいもの悪いものってのはある気がしますが、
どうしてそれがあって、それがどういう効果を生んでいるというのは考えてみると楽しそうです。
冗談はここまでにしておいて。
事象
Windows 10 のアップグレード / アップデートが45% ぐらいまで進んだあたりで勝手に再起動がかかり、「以前の Windows を復元しています…」というようなメッセージと共にアップデート前に戻るため完了できない。
またログ中には次のようなログが残ります。
MigApply caught exception: Win32Exception: Can't switch to requested user context: USER00000001.: システムに接続されたデバイスが機能していません。 [0x0000001F] int __cdecl Mig::CKnowledgeManager::Apply (class Mig::CPlatform *,class Mig::CPlatform *,class Mig::CPlatform *, class Mig::CUserMappingList *,class UnBCL::Hashtable *, class Mig::CAgentManager *,struct IMigExecuteProgress *)[gle=0x00000003]
特に 自作ユーザでシステムはSSD, ユーザファイルはHDD (別ドライブ) というような
使い方をされている場合、今回の事象を踏み抜く可能性が考えられます。
回避方法
下記の値をアップデート前にデフォルト値に戻す。
KEY : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList
NAME : ProfilesDirectory
DEFAULT-VALUE : %SystemDrive%\Users
戻したのちに再度アップデートを試みるとうまくいくかと思います・・!
回避方法による副作用
新規ユーザ作成時に C:\Users 以下にファイルが作成されるようになります。
もちろん、アップグレード後に再度変更すれば問題ありません。
また既存ユーザは “ProfileImagePath” にて格納先が別途指定されているため
パスが変わることはありません。
取り急ぎー。なんとなく自作ユーザだとはまる人が多そう・・。
であであ!